Ledger Nano Sや、Ledger Blueを接続しようとした時に問題が発生することがあります。
このような場合は、次の解決方法を順番に試してください。
⑴他のアプリケーションを閉じます。(Ledgerアプリ、暗号ウォレット、Geth、Parity、Mist、Bitcoin Coreなど)
⑵VPNとウイルス対策をオフにします。
⑶可能であればUSBケーブルを交換してください。
⑷別のUSBポートを試してください。
⑸パソコンを再起動してください。
⑹別のパソコンを試してください。
⑴〜⑹を試しても問題が解決しない場合は、下記の項目をご確認ください。
Windows
- USB入力デバイスドライバを更新する
⑴コントロールパネルから「デバイスとプリンター」を開きます。
⑵「Nano S」をダブルクリックして、「ハードウェア」タブを開きます。
⑶「USB入力デバイス」を選択して「プロパティ」をクリックします。
⑷「設定を変更する」をクリックします。
⑸「ドライバー」タブをクリックします。
⑹「ドライバーアップデート」をクリックして、ドライバの自動選択を選択します。
⑺両方のUSB入力デバイスに対してこれを繰り返します。
それでもうまくいかない場合は、Macで試して、Ledger Nano Sが正しく機能していることを確認してください。
Mac
Macで接続に問題がある場合は、Ledger Liveにフルディスクアクセスを許可してみてください。
⑴「システム環境設定」を開きます。
⑵「セキュリティとプライパシー」に行きます。
⑶「プライパシー」タブで、Ledger Liveをフルディスクアクセスリストに追加します。
Linux
Linuxでは、デバイスアクセスを許可するために一連のudevルールを作成する必要があります。
詳しくはChrome USB APIのドキュメントを参照してください。
⑴セットアップ
- 次のコマンドを入力して、plugdevグループが存在するかどうかを確認します。
cat /etc/group | grep plugdev
- 前のコマンドが結果を返さなかった場合は、以下の手順に従ってください。
1.plugdevグループを作成します。
sudo groupadd plugdev
2.次のコマンドで、グループplugdevに属しているかどうかを確認します。
groups
3.出力にplugdevが含まれていない場合、あなたはplugdevグループに属していません。次のコマンドを入力してください。
sudo gpasswd -a <user> plugdev
※<user>をあなたのユーザー名に置き換えてください。
例えば、ユーザー “”mike””の場合は、「sudo gpasswd -a mike plugdev」になります。
4.変更を有効にするためにログアウトしてログインします。
現在plugdevグループに所属していることを確認するには、次のように入力します。
groups
そして、plugdevオカレンスを検索します。
もしもそこにない場合、どこかのステップを抜かしているので、ステップ1からやり直してください。
⑵udevルールを追加
1.次のコマンドを入力して自動的にルールを追加し、udevをリロードします。
wget -q -O – https://raw.githubusercontent.com/LedgerHQ/udev-rules/master/add_udev_rules.sh | sudo bash
2.Ledger Nano SとLedger Liveを再接続してください。
それでもまだ機能しない場合は、ステップ3:トラブルシューティングに進みます。
⑶トラブルシューティング
次の3つの方法を試してください。
・オプション1
各行にOWNER = “”<user>””パラメータを追加して、ファイル/etc/udev/rules.d/20-hw1.rulesファイルを編集します。
<user> はLinuxユーザー名です。その後、次のようにルールを再読み込みします。
udevadm trigger
udevadm control –reload-rules
Ledger Liveとの接続を再試行してください。うまくいかない場合は、次の方法を試してください。
・オプション2
/etc/udev/rules.d/20-hw1.rulesファイルを編集して、以下の行を追加します。
KERNEL==“hidraw*”, SUBSYSTEM==“hidraw”, MODE=“0660”, GROUP=“plugdev”, ATTRS{idVendor}==“2c97”
KERNEL==“hidraw*”, SUBSYSTEM==“hidraw”, MODE=“0660”, GROUP=“plugdev”, ATTRS{idVendor}==“2581”
それからルールを再読み込みします。
udevadm trigger
udevadm control –reload-rules
Ledger Liveとの接続を再試行してください。まだ動作しない場合は、最後のオプションを試してください。
・オプション3
Arch Linuxをお使いの場合、以下のルールを試すことができます。
/etc/udev/rules.d/20-hw1.rules
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==”1b7c”, MODE=”0660″, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“2b7c”, MODE=”0660″, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“3b7c”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“4b7c”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“1807”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“1808”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0000”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0001”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0004”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=”udev-acl”
- ルールをもう一度リロードして、Ledger Liveとの接続を再試行します。
udevadm trigger
udevadm control –reload-rules
全ての手順を正しく実行してもうまくいかない場合は、Ledgerサポートに連絡してください。