トランザクションには二つの宛先アドレスが含まれます。
1つのアドレスは受信者に属し、もう1つのアドレスは独自のハードウェアウォレットに属する変化アドレスです。
これは、ビットコインに基づく暗号資産に適用され、ETH、XRPなどには適用されません。

使い方

トランザクションが使用しているコインを完全に消費しない場合、その差額は俗におつりと呼ばれます。おつりは、おつりアドレスと呼ばれる自動生成されたアドレスに送り返されます。

  • Ledger Liveは、入力を完全に費やしていない新しいトランザクションごとに、新しいおつりアドレスを自動的に生成します。
  • Ledger Liveは自動的におつりを処理します。おつりアドレスのコインを追跡する必要はありません。
  • Ledger Liveでは、どのアドレスがおつりアドレスであるかを確認することはできません。

Electrumを使用してビットコインのおつりアドレスを確認できます。

アドレス確認

Ledgerデバイスで受信アドレスを必ず確認してください。少額での送金を行って無事に送金が確認されたのちに、大口送金を行うことをお勧めします。 必ず毎回デバイスとアプリの両方でアドレスを確認してください。


ビットコインおよびビットコインベースの暗号資産のアドレスは、トランザクションを受け取るたびに変わります。
他の暗号資産(Ethereum、XRP、Stellarなど)の場合、アドレスは同じままです。
ビットコイン取引は公開情報です。 プライバシーを向上させるために、アドレスを再利用しないでください。
Ledger Liveは、標準(BIP32/BIP39/BIP44) を使用して新しいアドレスを自動的に生成し、以前のアドレスを追跡します。
以前のアドレスは引き続き有効ですが、最適なレベルのプライバシーは提供されません。

使い方

各暗号資産アカウントには、xpubと呼ばれる拡張公開鍵があります。
この拡張公開鍵から、アカウントのすべての公開アドレスが生成されます。
xpubのおかげで、同じアカウントに属する新しいアドレスでトランザクションを受け取ることができます。

Ledger Liveでアカウントのxpubを見つけることができます。

手順

→コインアカウントページのレンチアイコンをクリックする
→Edit account(アカウントを編集)ウィンドウで、Advanced logs(詳細ログ)を確認します。


Ledger Nano Sにアプリや、ファームウェアのアップデートをインストールしようとすると、「insufficient device storage(デバイスのストレージが不足しています)」というメッセージが表示されることがあります。

ファームウェアアップデートの場合:
全てのアプリをアンインストールしてください。 

アプリのインストールの場合:
不要なアプリをアンインストールしてください。
アプリをアンインストールしても仮想通貨(暗号資産)には影響しません。

アプリをアンインストールする

⑴Ledger Liveアプリケーションで[Manager]を開きます。

⑵どのアプリがインストールされているかLedgerNano Sの画面で確認してください。
アンインストールするものをいくつか選んでください。

⑶Ledger Liveの[App catalog]でアンインストールするアプリを探します。

⑷アンインストールするアプリごとにアイコンのゴミ箱マークをクリックします。

⑸使用したいアプリをインストールします。

アプリの仕組み

Ledger Nano Sは、仮想通貨(暗号資産)へのアクセスを提供する秘密鍵を安全に保管します。
デバイスのアプリで、それぞれ仮想通貨(暗号資産)を管理できます。
例:Bitcoinを管理するには、Bitcoinアプリをインストールします。

お使いのデバイスの容量は限られています。
仮想通貨(暗号資産)へのアクセスを失うことなく、数秒でアプリを安全にアンインストール、又はインストールできます。
秘密鍵はデバイスとリカバリーシートで安全に保たれます。

仮想通貨(暗号資産)はアプリに保存されていません。資産はブロックチェーンによって保護されています。

アプリの容量について

アプリはそれぞれ容量が異なり、2つのカテゴリに分けられます。

独立型アプリは容量がかなり大きく、複数インストールすることはできません、例えばBitcoinとEthereumがこれに該当します。

依存型アプリは別のアプリに基づいているため、容量が小さくなります。
そのため同時に複数個インストールすることができます。

アプリの組み合わせ

Bitcoinに依存するアプリのみをインストールする(※):
Bitcoin, Bitcoin Cash, Bitcoin Gold, Litecoin, Dogecoin, Dash, Horizen, Komodo, Stratis, Peercoin, PIVX, Viacoin, Vertcoin, Stealth, Digibyte, Qtum, Bitcoin Private, Zcoin, GameCredits, Zclassic

独立型アプリのみをインストールする(※):
Bitcoin, Ethereum, XMR

独立型および依存型アプリケーション(※):
Bitcoin, Ethereum, HODL, RSK, Litecoin, Dogecoin, Stratis

(※)2019年6月4日現在の状況です。アプリやファームウェアのサイズは変更されることがあります。

複数のデバイスを使用してより多くのアプリを管理する

アプリをアンインストールして他のアプリ用にスペースを空ける手間を省くため、他のデバイスを購入することもできます。
2つ目のハードウェアウォレットで、1つ目のハードウェアウォレットからのリカバリフレーズを復元すると、ハードウェアウォレットが同じ秘密鍵を管理し、同じアカウントにアクセスすることができます。


Ledger Nano Sにアクセスできない場合や、PINコードを忘れた場合、リカバリーフレーズを忘れた場合は、
仮想通貨(暗号資産)を失うことを防ぐために、この記事で説明されている手順に従ってください。

※リカバリーフレーズは安全に保管された状態にしてください。
Ledgerデバイスによって提供される最高レベルのセキュリティを保証するために、PINコードと24ワードのリカバリーフレーズを保護してください。

Ledgerデバイスにアクセスできない場合

⑴24ワードのリカバリーフレーズをサポートするハードウェアまたはソフトウェアのウォレットにリカバリーフレーズを復元してください。

⑵セットアップには、リカバリーフレーズを記入したリカバリーシートが必要です。

PINコードを忘れてしまった場合

⑴誤ったPINコードを3回入力すると、Ledgerハードウェアウォレットは初期状態にリセットされ、秘密鍵が消去されます。

⑵新しいPINコードを設定してください。

⑶リカバリーフレーズからデバイスを復元してください。

リカバリーフレーズを失くしてしまった場合

リカバリーシートは秘密鍵へのアクセスを提供する秘密鍵のフルバックアップです。
安全な場所に保管する必要があります。
リカバリーシートを見られてしまうと、デバイスのPINコードを知らなくても仮想通貨(暗号資産)を盗み取ることができます。

リカバリーシートを紛失した場合:

⑴両替サービスや他のハードウェアウォレットなどの一時的なアカウントに、全ての仮想通貨(暗号資産)をすぐに送信してください。

⑵Ledger NanoSをリセットするには、 間違ったPINコードを3回入力してください。

⑶新しいデバイスとしてLedger NanoSを設定します。新たなリカバリーフレーズを書き留めます。

⑷新しく設定したデバイスに仮想通貨(暗号資産)を改めて送金します。

以下の新しいリカバリーシートをダウンロードすることができます。


Ledger Nano Sや、Ledger Blueを接続しようとした時に問題が発生することがあります。
このような場合は、次の解決方法を順番に試してください。

⑴他のアプリケーションを閉じます。(Ledgerアプリ、暗号ウォレット、Geth、Parity、Mist、Bitcoin Coreなど)

⑵VPNとウイルス対策をオフにします。

⑶可能であればUSBケーブルを交換してください。

⑷別のUSBポートを試してください。

⑸パソコンを再起動してください。

⑹別のパソコンを試してください。

⑴〜⑹を試しても問題が解決しない場合は、下記の項目をご確認ください。

Windows

  • USB入力デバイスドライバを更新する

⑴コントロールパネルから「デバイスとプリンター」を開きます。
⑵「Nano S」をダブルクリックして、「ハードウェア」タブを開きます。
⑶「USB入力デバイス」を選択して「プロパティ」をクリックします。
⑷「設定を変更する」をクリックします。
⑸「ドライバー」タブをクリックします。
⑹「ドライバーアップデート」をクリックして、ドライバの自動選択を選択します。
⑺両方のUSB入力デバイスに対してこれを繰り返します。

それでもうまくいかない場合は、Macで試して、Ledger Nano Sが正しく機能していることを確認してください。

Mac

Macで接続に問題がある場合は、Ledger Liveにフルディスクアクセスを許可してみてください。

⑴「システム環境設定」を開きます。

⑵「セキュリティとプライパシー」に行きます。

⑶「プライパシー」タブで、Ledger Liveをフルディスクアクセスリストに追加します。

Linux

Linuxでは、デバイスアクセスを許可するために一連のudevルールを作成する必要があります。
詳しくはChrome USB APIのドキュメントを参照してください。

⑴セットアップ

  • 次のコマンドを入力して、plugdevグループが存在するかどうかを確認します。

cat /etc/group | grep plugdev

  • 前のコマンドが結果を返さなかった場合は、以下の手順に従ってください。

1.plugdevグループを作成します。

sudo groupadd plugdev

2.次のコマンドで、グループplugdevに属しているかどうかを確認します。

groups

3.出力にplugdevが含まれていない場合、あなたはplugdevグループに属していません。次のコマンドを入力してください。

sudo gpasswd -a <user> plugdev

※<user>をあなたのユーザー名に置き換えてください。
例えば、ユーザー “”mike””の場合は、「sudo gpasswd -a mike plugdev」になります。

4.変更を有効にするためにログアウトしてログインします。
現在plugdevグループに所属していることを確認するには、次のように入力します。

groups

そして、plugdevオカレンスを検索します。
もしもそこにない場合、どこかのステップを抜かしているので、ステップ1からやり直してください。

⑵udevルールを追加

1.次のコマンドを入力して自動的にルールを追加し、udevをリロードします。

wget -q -O – https://raw.githubusercontent.com/LedgerHQ/udev-rules/master/add_udev_rules.sh | sudo bash

2.Ledger Nano SとLedger Liveを再接続してください。

それでもまだ機能しない場合は、ステップ3:トラブルシューティングに進みます。

⑶トラブルシューティング

次の3つの方法を試してください。

・オプション1

各行にOWNER = “”<user>””パラメータを追加して、ファイル/etc/udev/rules.d/20-hw1.rulesファイルを編集します。
<user> はLinuxユーザー名です。その後、次のようにルールを再読み込みします。

udevadm trigger
udevadm control –reload-rules

Ledger Liveとの接続を再試行してください。うまくいかない場合は、次の方法を試してください。

・オプション2

/etc/udev/rules.d/20-hw1.rulesファイルを編集して、以下の行を追加します。

KERNEL==“hidraw*”, SUBSYSTEM==“hidraw”, MODE=“0660”, GROUP=“plugdev”, ATTRS{idVendor}==“2c97”
KERNEL==“hidraw*”, SUBSYSTEM==“hidraw”, MODE=“0660”, GROUP=“plugdev”, ATTRS{idVendor}==“2581”

それからルールを再読み込みします。

udevadm trigger
udevadm control –reload-rules

Ledger Liveとの接続を再試行してください。まだ動作しない場合は、最後のオプションを試してください。

・オプション3

Arch Linuxをお使いの場合、以下のルールを試すことができます。

/etc/udev/rules.d/20-hw1.rules

SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==”1b7c”, MODE=”0660″, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“2b7c”, MODE=”0660″, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“3b7c”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“4b7c”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“1807”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2581”, ATTRS{idProduct}==“1808”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0000”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0001”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=“udev-acl”
SUBSYSTEMS==“usb”, ATTRS{idVendor}==“2c97”, ATTRS{idProduct}==“0004”, MODE=“0660”, TAG+=“uaccess”, TAG+=”udev-acl”

  • ルールをもう一度リロードして、Ledger Liveとの接続を再試行します。

udevadm trigger
udevadm control –reload-rules

全ての手順を正しく実行してもうまくいかない場合は、Ledgerサポートに連絡してください。


Google Chrome(バージョン72)は、LedgerハードウェアウォレットのU2Fサポートを解除しました。
このブラウザを実行しているユーザーは、MyEtherWallet、MyCrypto、TronscanなどのWebアプリでエラー(通常は””U2Fタイムアウト””)が発生します。

Ledger社は、問題の特定と解決策を調査しています。

代わりに以下のブラウザのいずれかを使用してください。

Brave(ブレイブ)

Opera(オペラ)


Ledgerは2019年2月に重要な第一歩を踏み出し、Ethereum(ETH)アプリのサイズを縮小しました。
ファームウェアアップデート(1.5.5)は大きい容量を占有していたため、アプリインストール用のスペースが少なくなっていました。
小容量化したEthereum(ETH)ユーザーは他のアプリに対してより多くのスペースを提供できます。

これは何を意味しますか?

Ethereum(ETH)アプリは容量の大きいのアプリの1つであり、主な原因としてERC20トークンのリストが含まれていることがあります。
ERC20トークンのリストを外部化したことで、アプリのサイズを従来の半分にしました。

最新バージョンのアプリを確保する為、実際のEthereum(ETH)アプリだけでなく、Ethereum(ETH)依存アプリもすべてアンインストールしてください。
バージョン1.2.4以降で最新バージョンをインストールすると、容量がさらに増えます。

アプリのサイズについて

アプリごとに明確なサイズの提供はまだできませんが、主に2つのグループに分けられます。

グループ1:独立型アプリ

これらのアプリは、ブロックチェーンのプロトコルに関した専用の暗号化機能と署名の仕組みを使用しています。
このグループのアプリはサイズが大きい傾向があります。
下記のアプリはこのカテゴリに属します。
Bitcoin (BTC), Ethereum (ETH), XRP (XRP), EOS (EOS), Stellar (XLM), Cardano (ADA), Tron (TRX), Monero (XMR), IOTA (MIOTA), NEO (NEO), Ontology (ONT), Tezos (XTZ), VeChain (VET), Waves (WAVES), Aeternity (AE), Aion (AION), Ark (ARK), Banano (BAN), Cosmos (ATOM), Decred (DCR), Factom (FCT), FIC (FIC), GroestlCoin (GRS), Hycon (HYC), Icon (ICX), Kin (KIN), Lisk (LSK), Nano (NANO), Nos, Particl (PART), QRL (QRL), Rise (RISE).

グループ2:Bitcoin / Ethereum依存アプリ

このグループに属するアプリは、EthereumまたはBitcoinブロックチェーンと重要な機能を共有しています。
これらは多くの類似点を共有しているので、まずBitcoinまたはEthereumアプリをインストールしてから、ハードウェアウォレットの容量を最大限に活用するために選んだ仮想通貨(暗号資産)アプリをインストールしてください。 

このグループのアプリは、サイズが小さい傾向があります。

下記のアプリがBitcoinに依存しています。
Bitcoin Cash (BCH), Bitcoin Gold (BTG), Litecoin (LTC), Dogecoin (DOGE), Dash (DASH), Horizen (ZEN), Komodo (KMD), Stratis (STRAT), Peercoin (PPC), PIVX (PIVX), Viacoin (VIA), Vertcoin (VTC), Stealth (XST), Digibyte (DGB), Qtum (QTUM), Bitcoin Private (BTCP), Zcoin (XZC), Gamecredits (GAME), Zclassic (ZCL), Nix Platform (NIX), Stakenet (XSN), Zcash (ZEC).

以下のアプリはEthereumに依存しています。

Ethereum Classic (ETC), Expanse (EXP), POA (POA), RSK (RSK), UBIQ (UBIQ), Wanchain (WAN), kUSD (kUSD), Musicoin (MUSIC), Pirl (PIRL), Akroma (AKA), Atheios (ATH), Callisto (CLO), Ethersocial (ESN), Ellaism (ELLA), Ether1 (ETHO), Ethergem (EGEM), Gochain (GO), Mix (MIX), REOSC (REOSC), TomoChain (TOMO).

今後も、アプリケーションを保存するスペースを広げ、当社の製品を使っているユーザー満足度を向上させる方法を検討し続けます。